第15話 軽井沢さわやかバトル桜蘭高校ホスト部第15話 軽井沢さわやかバトル 常陸院家 朝早くから携帯が鳴っています。 眠いのでお互いに出るように言っている双子。 着信メロディから判断して環からの電話なので出るのが嫌らしいです。 渋々電話に出る双子。 「うちの娘が!!うちの娘がいない!!連絡がつかない!!誘拐されたに違いない!!警察に連絡を!!場合によっては自衛隊に緊急出動を要請せねば!!」 「ちょっと殿、落ち着いてよ。何?」 ハルヒが行方不明だと連絡が回ってきたようです。 ハニー先輩や剣道の練習中のモリ先輩にもその連絡は回っています。 毎日夏休み初日から何度も電話してるのにいないと言う環。 蘭花の職場にも連絡がつかないのだそうです。 ホスト部電話会議のもよう。 環は家賃が払えずに無理やり奉公に出された、さもなくば夜逃げと推測しているようです。 環は、携帯に連絡すればいいと言う双子にfont color="pink">ハルヒがそんなもの持つかと怒っています。 夜逃げ屋という秘密結社があることを知っていると言い出す環。 「ドラマチックな妄想中、申し訳ないがハルヒなら軽井沢だぞ」 ハルヒが破産で、夜逃げで、誘拐された上に軽井沢に?とわけが分からなくなっている環。 ペンションみすず 夏休みを利用して軽井沢のペンションにアルバイトにやってきたハルヒ。 双子に朝食の用意が出来たなどを言いに来るメイド。 おもちゃがいないと始まらないと言う光を見ている馨。 シーツを干しているハルヒはホスト部の皆に黙って来たのが少し気がかりだが、こんなところまで邪魔しに来るほど暇じゃないだろうと考えています。 景色が良くて、空気は美味しいし、こんな高原なら勉強は捗りそうと感じているハルヒの上空にヘリが現れます。 乗っているのは環を含めたホスト部。 ヘリの風のせいでシーツが飛んでいきます。 最悪の夏休みになりそうだと感じたハルヒなのだった。 ペンションみすず オーナー園田美鈴42歳(本名園田イサオ)はホスト部を見てウキウキです。 美鈴っちと呼んでと言っています。 蘭花とお店の仲間だったということをなぜか知っている鏡夜。 ハルヒに何故ペンションで働いているのか尋ねるハニー先輩。 「蘭花さんが社員旅行だから、その留守中ハルヒのことが心配なので預かってもらうことになったんだ」 何でお前が知っているんだと言う環。 従業員を雇うほどの余裕がないので、ハルヒが来てくれて大助かりだと言う美鈴っち。 働き者でバイト代が安いのが申し訳ないくらいだそうです。 ハルヒが着ているエプロンは美鈴っちのお手製だそうで、GJと言っているホスト部員たち。 紅茶を飲んでいるホスト部員。 バイトだから僕たちが誘ったバリ行きも断ったのかと言う双子。 ハニー先輩たちもスイスに誘っていたようです。 鏡夜も国内リゾートを安く提供しようとしていたみたいです。 何故個人的にハルヒを誘っているんだとお怒り気味の環は連帯感は皆無かと嘆いておられます。 部長として皆で楽しめるプランを毎日毎日一生懸命考えていたのにと…。 そんな環を無視して、双子はハルヒが携帯を切っていたことを駄目だと言うと、面倒臭いんだもんと答えるハルヒ。 携帯をハルヒが持っていることを知らない環。 ハルヒの持っている携帯は双子が貸しているようです。 お友達専用なので、先輩である環には駄目だそうです。 羨ましいのか、お父さんというお友達カテゴリーに入れてもらおうとする環ですが、ハルヒはそんなお友達カテゴリーはないと言います。 新学期にあれば嫌でも会うんだから帰るように言うハルヒ。 休みをどう自由に過ごすと個人の自由だと言うハルヒに、鏡夜は学生手帳を見ながら校則9条アルバイトを禁ずと言います。 双子は学校に無断でアルバイトしているとか、いい度胸ですことと噂話がおばさまみたく話しています。 軽井沢のパンフレットを見ているハニー先輩、モリ先輩、鏡夜。 海外に飽きたとかも言っています。 「確かに休みをどう過ごそうと個人の自由。ならばお前に止める権利などないはず。我々もVIP客としてこのペンションに滞在させていただこう」 嫌だと頭を抱えるハルヒ。 ノックの音で目を覚ます環。 朝食を運んでくるハルヒ。 一緒に食べようと言う環に、ハルヒは先輩はお客様で自分は従業員だからと断ります。 2人きりのときはそんなこと気にしなくていいと環はハルヒにただ傍にいてくれるだけでいいと言います。 環は脳内劇場IN軽井沢で燃えています。 客席の空きが1部屋しかないようです。 環が代表して部長の俺が泊まると言うと、ホスト部メンバーから不満がもれます。 客室争奪戦さわやかアルバイトin軽井沢をしようと双子が提案します。 三筋が1番高感度が高いと思った者がペンションの客になれると言うゲームです。 美鈴っちは面白そうとノリノリです。 決まるまでは客扱いしないそうです。 夏休み→夏休めずになったハルヒ。 客室争奪戦さわやかアルバイト 環は生まれて初めて金槌を手にして柵の修理中。 横でハニー先輩はケーキを食べながら仕事って厳しいよねと言っています。 愚痴は禁止とマイナス3点を美鈴っちに言い渡される2人。 そのショックにより金槌で指を打ってしまう環。 美鈴っちに可愛くおねだりしようとするハニー先輩ですが、効きません。 双子がお客様をお出迎えしています。 お部屋にご案内していきます。 態度が悪いが、憎めないキャラなので爽やか度プラス5点です。 モリ先輩にテーブルの足の修理を頼む美鈴っち。 「了解」 テーブルを片手で運んでいくモリ先輩。 言動に無駄がないので爽やか度プラス5点です。 ハルヒは美鈴っちに爽やか度について尋ねます。 お客様たちが何を求めて軽井沢に来るのか分かるか尋ね返します。 涼しさだと答えるハルヒに都会では味わえない爽やかな風、爽やかな景色、爽やかな男の子たちだと教える美鈴っち。 美鈴っちかられんげを思い出してしまうハルヒは学校のホスト部と同じだと感じています。 ゲームに参加していない鏡夜は勝ったところでこんなペンションに1人で泊まっても仕方ないのだそうです。 この辺りには各自別荘があるそうです。 泊まるとこあるんならそっち行けよと思ってしまうハルヒ。 ハルヒに誰が勝つと思うか尋ねる 鏡夜。 分からないと答えるハルヒ。 「そうか?ぱっと見なら簡単だぞ。まずハニー先輩はビジュアル的には爽やかというより可愛いだからアウトだろう。環は黙っていれば爽やかだろうが、勝負に熱くなりすぎている。ぶっちゃけ暑苦しい。普通に見れば光・馨だろうが…しかし大穴がいる」 上半身裸で斧で薪割りしているモリ先輩。 水分補給も爽やかです。 プラス20点と言う美鈴っち。 「それじゃあモリ先輩が?」 「だが、ハニー先輩が脱落すればモリ先輩も辞退するだろう。元々付き合いで参加してるだけだしな」 僕たちで決まりだねと言う双子。 さっき空いてる部屋見たけどシングルだから2人は無理だと言うハルヒ。 別荘からベッド運ぶので大丈夫と言う光とだめでも2人で無理やり寝るからと言う馨。 いつも一緒なんだねと言うハルヒ。 生まれたときから一緒だし、他に友達いなかったそうです。 しかも数年前までは世の中はアホばっかだと思っていたそうです。 ハルヒなら混ぜてもいいと光はこれからは3人で寝ようかと言います。 断るハルヒ。 まだ勝負が決まったわけじゃないと言う鏡夜。 ゲームを面白くする方法はいくらでもあるのだそうです。 腹黒さが突き抜けていていっそう爽やかだと感じるハルヒ。 負ける気がしないと言う双子。 柵の修繕が完了したと爽やかに報告する環ですが、修繕がグロテスク(要するに下手)なのでマイナス3点です。 爽やかであることに熱心で仕事が疎かになっていたと言うハルヒ。 もともとバイトをしたことがないからなと言う鏡夜。 水撒きをしながらスイカを冷やしていた双子。 お客さんと一緒に食べようと言います。 爽やか~とお客様のハートをつかんでいる双子。 何としても勝ちたいと思っている環は勝ってお友達カテゴリーに入らねばと叫んでいます。 目標が低いとか以前に物悲しくならないのかと言う鏡夜。 娘を持った父の気持ちが分からないのかと言う環に1つだけ知恵を貸してやろうと言う鏡夜。 選曲をミスらないようにと付け足します。 ピアノの音色がペンション内に響いています。 ピアノを演奏しているのは環です。 皆、音色に聞き惚れています。 通りかかった人たちまでここでお茶をしていこうと思わせています。 美鈴っちも聞き惚れています。 掃除しながら馨はやられたと思っています。 勝負か勝てそうか尋ねるハルヒに、どうかなと答える馨。 窓を開けたお客様のところから花瓶(もしかして鉢植え?)がハルヒのもとに落ちてきます。 危ないと駆け寄る馨。 花瓶を避けることができた2人。 慌ててやって来る光。 馨の頬に傷がありました。 ちょっと切っただけだと言う馨に驚かせんなと言う光。 この双子の姿に涙を流して、ブラボーと言っている美鈴っち。 爽やか兄弟愛素敵と言っています。 勝者は常陸院ブラザーズでした。 環はショックを受けています。 双子におめでとうと言うハルヒ。 どういたしましてと言う双子の顔が不気味だったので今の作戦なのではと感じるハルヒ。 ベッドに座っている双子。 馨の手の上に手を重ねている光は震えています。 「本当に大丈夫だから。それに、爽やか兄弟喧嘩作戦やんなくて済んじゃったじゃん」 ベッドから落ちて寝ている馨。 光が馨側まで来て、馨を落としてしまったようです。 馨に謝っている光。 蹴落とした記憶がないんだからしょうがないだろうと。 冷たい床で寝て背中が痛いと怒っている馨。 朝ご飯頂戴と席に座ってハルヒに言う双子。 トーストに、プレスト社のバター、ガーネット印のシロップを注文する光。 馨は卵とベーコンとビズリー社のシリアル(ドライフルーツ入り)を注文します。 そんなのメニューにないと言うハルヒ。 双子の頭を叩く環。 「我侭言うな、悪魔兄弟が!!お前らはどこぞの金持ちの貴族になったつもりか!!」 実際そうなんだけどと言う双子。 あんたもだろうと。 「郷に入っては郷に従え、これ原則。軽井沢では軽井沢の味を楽しめ、これ鉄則」 そう言いながら低音殺菌のジャージ種に、信州産のフレッシュジュース、高原野菜と当地自慢の桜の木のチップでじっくり作った燻製は絶品だぞ、焼きたてのカンパーニュには素材本来の味を生かした手作りジャムをどうぞと説明する環。 後ろにメモが隠されています。 朝早く来すぎたので美鈴さんに教え込まれたのだそうと言うハルヒ。 合宿のしおりも作成したと言う環。 環のおともだち計画続行中のようで、先輩扱いしないようにハルヒに言う環。 お約束第1条だそうです。 お約束第5条は朝6時起床とあるので双子は鏡夜とハニー先輩が守っているのか尋ねます。 魔王(鏡夜)の目と怪物(ハニー先輩)の目を思い出した環は泣き出してしまいます。 凄く怖い思いしたんだねとあやす双子。 ペンションに入ってくる荒井青果の配達の人。 夏休みだけおじのお店を手伝いに来ている高校生のようです。 爽やかと目を光らせている美鈴っち。 ハルヒと荒井くんは知り合いのようです。 双子と環は驚いています。 第15話完 ジャンル別一覧
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